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公認会計士さんと税理士の違い
代表日記
ここ最近、立て続けに公認会計士さんと税理士の違いをきかれたので、今日はその違い(主に業務内容)に触れたいと思います。
私自身も税理士を目指す前、違いが分からなかったのでそういう方が多いのでしょう(^^)
公認会計士さんは、上場等した企業の財務諸表が適正であるかどうか監査をするのが独占業務でありメインの仕事となります。クライアントは大企業の場合が多く、公認会計士側は監査法人に在籍し仕事に当たることが多いです。
税理士は、税務申告等を行う税務代理・税務書類の作成・税務相談の税務業務が独占業務でありメインの仕事となります。クライアントは中小企業・個人が中心で、税理士側は税理士法人に在籍又は個人税理士事務所として仕事に当たります。
ではなぜ公認会計士さんと税理士の違いが分からない方が多いのでしょうか。それは公認会計士さんが監査法人に在籍せず、独立して個人事務所(例えば○○公認会計士事務所)を開業した場合、税理士の資格を登録する(公認会計士さんは無条件で税理士資格を登録できるのです)方が多いからだと思います。
税理士登録をした公認会計士さんは当然税理士業務を行えることになるので、傍からみると違いが分かりづらいのだと思います。
税務は複雑で範囲も広く、何にでも税金が絡んでくることが多いので、それぞれの税理士で得意不得意の分野がでてくるかと思います。税理士を検討・依頼される時は得意分野を訊かれるのも良いかもしれないですね。